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07.05.2009, Thu

☆ Faith ☆

   keyboardborder.jpg

Yahooで日本のニュースをみてたら「もう怒られるのはいや! ほめられサイト人気上昇中」とかいうのがでてました。 内容はめんどくさくて読みませんでしたが(苦笑 いつもこの程度)、やっぱり誰だって怒られるのはやなもんです。 

最近は子供をほめて育てる(ほめ育て?だっけ)というのも奨励されているみたいで、へーとか思ったりしています。

日本人の私たちにとって「へりくだる」とか「謙遜する」っていうことは当たり前なので、海外にでてからそんな言動を人に驚かれたこともよくあります。 特に子供に対しては「いやー、うちの子はほんとバカなんで~(ほんとはそう思ってなくても 笑)」とかいったりして、相手に目を丸くされたこともありましたっけ。

そういうところは私個人としての、海外で生活していくにあたって学んでいかなきゃいけない立ち居振る舞い(? んーちょっと言葉は違う気が・・・ ま、いっか)の部分ですが、実際子供を育てる段階では「なにがあっても子供がしたことを認める」ということを心がけてきたかな、と思います。 

心がけてたというよりは、普通に親ばかだったもので最初から否定もなにもあったものではありませんでしたが、でもたとえば子供が自分がかいた絵を私に持ってきたとき、私が同じように私の親にしてそのときに親から言われたことを思い出さずにはいられず、同じことはするまいと思ってきたことは確かです。

すごくよく覚えているのが、幼稚園でお母さんの絵を描いたときのことでした(母の日だったのか?) そのときは「マジックインキ(きゃーなつかしー)だけをつかってかきましょう」ということだったのですが、先生が「顔は輪郭をかくだけじゃなくて、顔のなかも色をぬりなさい」といいました。 でも当時(って今はどうかしらないんですけど)マジックインキに肌色なんてありませんでしたので、子供達がかわるがわる「ほんとに塗るの?」「絶対塗らなきゃいけないの?」と聞いていました。 そのたびに先生は「そうよ、塗るのよ」と。

私は仕方ないので顔の中も色を塗り始めましたが、なぜか青でぬっておりました(・・・・)。 左ほほぐらいまでぬったところである生徒が「でもマジックには肌色ないよ」と先生にいうと、先生ははたとそのことに気づき「ああ、そっか! じゃ、顔の中は塗らなくていい」といいました。

まじかよ・・・ ぬっちゃったしすでに・・って思っていた私。 そのあと、「くんちゃんのお母さんは青い顔」とその絵をみて子供達に言われたのは言うまでもなく。

こんな顔に書いちゃったことを母に申し訳なく思い、ほんのりと悲しい気持ちでその絵を家に持ち帰り、母に見せました。 あくまでほんのりと悲しい気持ち、ですのでそこでほめてもらえれば私の気持ちは晴れたことと思います。 私は事情を話し(最初は顔もぬらなければいけないといわれていたこと)母にその絵をみせたところ、母は「でも、どうして顔が青なの」といいました。 

だから~、説明したやん。 先生が顔もぬれっていわはったんやって。 んでもってマジックインキには肌色ないんやって~。 なぜ青だったかは・・・ きかんといてぇ~(←なぜか関西弁) 

もちろん子供の私にそんなふうに応戦できるわけもなく、ほんのりより強くなった悲しい気持ちを抱えながら聞きました、「でもよくかけているでしょう?」と。 

そしたら、暗く、母。 「えー、でもお母さんの顔、青じゃないよ」

私はなきました。 べそべそと。 なんかそれでまた怒られた記憶があります(いつまでもべそべそないてんじゃないよ!みたく 苦笑)

まじめな話、親となった今、なぜあのとき母が「よくかけてるじゃん!」っていえなかったのか、正直わかりません。

娘きなこは私の絵をかいたときに顔を青で塗ったりはしたことはありませんけれど、でも彼女が顔を青で塗ろうが赤で塗ろうが私には関係なく、私には角が書けずに三角や四角を書こうとしてもいつも丸になってしまっていた彼女が人の顔をかけるまでに成長したのだ、というところに重点があるのです。 だからそれがどんな絵だろうと、私には嬉しいし彼女にもそれをわかってほしい。 だから「よくかけたね~ ママうれしいよ」って言葉がでてくるんだと思います。


子育てに限らず、無理に人をほめるという必要はないと思います。 人のいいところを見つけてそれを口にだして伝えてあげる、っていうのは大切なことですし、何気ない言葉が人を救うこともあると思うけど、やたら滅多らほめたところで意味はないと思います。 

大切なのは、人の気持ちを汲む、っていうところではないでしょうか。

誰だって一生懸命、やってるんです。 特に子供なんかは、一生懸命親に認めてもらうとして無意識にがんばっていると思います。

それを見てあげられれば、自然と子供を否定することばなんてでてこないと思います。 

私の場合は自分が親となった今、自分の親のとった言動が更に理解できないことってたくさんあります。 二十歳を過ぎた頃、なにをするにも親の否定的な声が聞こえて、好きなものが選べないということも実際ありました。 

でも親と子っていうのはお互いがお互いの存在から自分に必要な学びを得られるマッチングになっているそうで、自分を学べる環境においてくれるだろう親を、子供が自分で選んでこの世に誕生してくるといいます。

親の言動にいちいち傷つきながらも、人の言うことには一切耳を傾けないわがままで頑固な人になった私は結局、人の気持ちを汲むというところから程遠い人に育っていったので、きっとこういうことからちゃんと人の気持ちが汲める人間になりなさい、という学びがあったのかもしれません。

と考えると、うちの母の「わたしの顔は青じゃない」も、ありがたい一言だったのかも、ですね。 ちぇっ。 (被害者意識、丸出しだったのにねぇ。)

結局は、子育ての方法に良いも悪いもない、ってことかもしれません。

そもそも、「子育て」って言葉が間違ってるのかもしれません。 そんなもの、この世にはないのかもしれません。

少なくとも娘に育ててもらっている私にはこの言葉は当てはまらないよな、とつくづく思う、秋の日々でございます。


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COMMENT

えー褒められサイトってのがあるんですね!知らなかった!確かに褒められると気分がいいですもんね!でもくんちゃんさんが言うように相手の良い所を見て的確に!?褒めてあげるほうが個人を尊重する、自信を持たせるという意味で良いのではないかと思います。
ただ、褒められすぎてきたこっちの人を見て思うのはとても打たれ弱いと思うこと。指摘されるととことん落ちてします、これもどうなんでしょう?
褒める、と注意する、のバランスは難しいなあと思います!
親から学ぶために選んで生まれてきた→私は何を学んでるんだろ?くんちゃんのブログはいつも哲学的なので考えさせられることがたくさん!
2009/05/07(木) 20:12:19 | URL | ハピ #- [Edit
くんちゃん
くんちゃんのブログ、すごく考えさせられました。うちの母親も、絶対に他人を褒めない人だったので、小さい頃は同じように悲しい気持になった事が何度もありました。今でも、何を行っても悪いところを探しては指摘してきます。大人になってからは心配して言ってくれているんだろうなと考える事が出来ますが、小さい頃はそれが分からず、悩んだりもしました。結果として小さな頃からネガティブな事を言われ続けた事が、心の足かせになっていたように思います。辛かったですが、逆に良かったのは、その反動で、期待以上の事をしようと努力しましたし、こうやってオーストラリアに来れたのも、自分が良いと思える事をやれる人間に育ててくれたからだとも思います。子供にとって何がプラスに働いて、何がマイナスなのかは正直謎です。子育ては本当にふたを開けてみるまで分からないですね。そのふたを開けるのも今日明日じゃなくって、何十年後だったりするので、確信が持てないんだろうなと思います。うちはまだ子供はいませんが、こういう記事を読むと、自分たちはどういう育て方をするんだろうと考えてしまいます。良い記事をありがとうございます。
2009/05/07(木) 20:36:45 | URL | ハズ&ワイフ #Cv2s2L.A [Edit
子育てって親が育つ
皆さんがおっしゃる通り、くんちゃんのブログって、本当に考えさせられるね~。
子育てって、親が子供に育てられるってよく聞くけど、確かにそうだわ~って思う。
ある時に、子供が3歳頃だったかな、保育所で母の日のプレゼントだということで、私の顔をクレヨンで黒く塗ってきたんだ。子供がお母さんの顔を黒く塗るって、いつも怒ってばかりだからって当時どこかで聞いていたので、かなりショックだったの。
でも、本人にはそのショックな顔は見せずに、何を描いても上手だね~、すごいね~って言っていたら、子供も自信がついたのか、毎日のようにプレゼント責め。
もちろん、今ではステキなママを描いてくれる娘の愛をひしひしと感じる日々です。
親が子供に幸せを与えるのではなく、子供が親に幸せをもたらしてくれるんですよね♪
2009/05/07(木) 22:36:12 | URL | ママちゃん #n08XGfOg [Edit
ハピさん!
そうなんです、ちらっとそのニュースの記事を読んだところでは「着ているものがいい」とか、そいういう風にほめてくれるんだそうで、これから何パターンも増やしていく予定(どこかの会社がやっているみたいです)だとか。 

さすが、鋭いハピさん。 子供のほめ育てについてどこかで「ほめすぎると『傷つきやすい』人に育ってしまうので注意」と読んだことがあります。 まさに裏を返せば打たれ弱い。 そのとおりだと思います! 結局、ほめられるだけで育つと批判に慣れなくなってしまうのかもしれませんよね。 なのでものすごくショックになってしまうというか。

バランスが難しいですが、つまるところはハピさんがおっしゃるように「個人を尊重する」というところなのかと思います。 



2009/05/09(土) 09:44:39 | URL | くんちゃん #- [Edit
ハズさん&ワイフさん!
お忙しいところコメントありがとうございます! 

うちの母はおそらくお二人のお母様より「一昔分」世代が上かとお察しいたしますが・・・ でもやっぱりまだまだ「ほめない親」に育てられた私たちみたいな子供って、多いですよね・・・ なんというか、あるいみこれも日本人の国民性というか、親そのものの性格というよりは風潮みたいなものであったかと思います。

どんな状況で育ったとしてもそれが必要だったから与えられていたのであって、それを自然と身につけネガティブになり勝ちな感情をよい方向につなげていかれたということは、すばらしいことだと私は思います。 なかなかできることではありませんよ!

私たちはラッキーなことにアメリカやオーストラリアなどいろいろな国、いろいろな人たちをみることができ、よいこと、悪いことも受け入ていくうちに心がオープンになっていると思うので、お二人がご両親となったときはきっと、お二人らしい方法でお子さんと接していくことができると思います!

2009/05/09(土) 10:03:53 | URL | くんちゃん #- [Edit
ママちゃん!
ママちゃんとパパちゃんの3人の子供たちは、まっすぐに素直にそだっていること、写真とかブログをみていてものすごく感じます。 それはママちゃんパパちゃんお二人をはじめ、周りの人たちののあたたかさがあってこそ、だと思います。

でもさすがだよね、ちーちゃんの書いた絵にショックをうけながらもちゃんとほめることができるママちゃん! こうしてお母さんがうろたえず、しっかりとした気持ちを持てば、ちゃんと対応ができるんだなーって思ってしまう。 

子供や人から与えてもらえるものって、計り知れないね。 まして自分がしたちょっとしたことからもっと大きなものが自分に返ってくるとき、やっぱりきちんと人と接することの大切さをひしひしと感じます。 昔、前夫がよく言ってたこと「You treat people how you want to be treated」、ほんとだなーと思います。 ことに子供に対しては自分の感情だけで接しがちになってしまうけど、子供といえども一人の人。 ママちゃんのようにフェアに接していくことが大切なんだと思いました。 
2009/05/09(土) 10:40:49 | URL | くんちゃん #- [Edit
くんちゃんさんと似たような経験、
私も子供のころ何度かありましたよ(´Д`)
いま思うともしかして親は単に「対大人」の感覚で話しただけなのかとも・・

ウチはダンナがその「打たれ弱い」人間なんですけど、
向こうの実家で過ごすとダンナが褒められて育ってきたのがホントよく分かります
二人で言い合いをしてもすぐしょげてしまうので、
あまり大したこと言っていないつもりですが私がすごく悪い感じになるんですよ
困ったものですw
みなさんが言うとおり、バランスって難しいところだと思います
2009/05/09(土) 11:00:51 | URL | ちー #TSSD.YJ. [Edit
くんちゃん、
今回のエントリーを見て考え込んでしまいました。
今ちょうど、母の日で夫の実家と私の実家を廻ってたのですが義母と子育てについて話したりしていたのでホットな話題でした…。
私はくんちゃんと同じ様に余り褒めて貰った記憶が無いのですが夫は褒められて育ったような人。結構他人の評価が気になってしまう私に対して夫は自分の決定事項には自信を持っていて他人の意見で自分を曲げる事は殆ど無いかな~。育てられ方で大分性格も変わるんでしょうね。
性格って小さい頃から少しずつ積み上げられて形成されるとしたら子育てって本当に責任重大。将来私たちはどんな子育てが出来るかなって楽しみでもあり責任を感じたりします。

人にもよるけど海外の方って子供を尊重するやり方が凄く上手ですよね。褒め方も上手だし。
日本も海外も経験されたくんちゃんはきっと日本人のいいところと海外のいいところを上手に取り入れられる子育てが出来るのかな。私も頑張らなきゃっ。(子供できたら…)
2009/05/09(土) 13:48:40 | URL | さち #- [Edit
ちーさん!
やっぱり誰しも、少なからず同じような思いってしているのですね・・・  なんか今回のブログエントリー、書いてよかった、って思っちゃいました。 思い出の中には大人になった今言われてもいやだな、って思ってしまうこともあったりして(苦笑) ま、でも気づかぬうちに人を傷つけているってこともあるかもしれないし、悪気があってのことではないのかもしれませんね。

褒められずに育った人、褒められて育った人でもすべてが同じように大きくなるのではなく、それぞれちがった結果(?)になっているのも、なかなか興味深いです。 やっぱりそれは人一人一人が違う、ということなのでしょう。

こうしていろいろな感想をいただくということは、本当に勉強になります☆
2009/05/09(土) 21:28:13 | URL | くんちゃん #- [Edit
サチさん!
「褒める」の中には本当に真意を認めて褒めることのほかに、励ますとか、サポートするとか、はたまたおだてるとかちやほやする、ということも含まれてくるように思うんですけど、サチさんのご主人はきっと、ご両親がきっちりとカズさんをサポートしてきたんだろうな、と思います。 だから自信が持てるのではないかと。

子供が男の子か女の子かというところでも大きな違いがあるようにも思います。 時々「これが男の子だったらどうだったんだろう」とか思うこと、ある。 もっと違う気持ちがあったのかな、とか。 同姓だったから、なんか自分が育ってきた過程を重ねるところがあったのなかとか。 また子供が複数いた場合、どんなだっただろう、とかね。

海外にいたほうが子供は育てやすいかもねー。 そして子供も育ちやすいのではないかと思ったりしております。

2009/05/09(土) 21:59:01 | URL | くんちゃん #- [Edit

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Author:くんちゃん
2008年9月15年間住んだハワイからアデレードに引越してきました。 家族は夫Hunnyと娘きなこ(ハワイ在住)、ウサギのクロ(ハワイ在住)、そして犬のさくら、ゆずです。  















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