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05.06.2009, Fri

Identity ☆ Nationality

   troz.jpg

娘きなこの今年のYearbookがすでに手元に届いたみたいです(写真はその一部を撮ってくっつけたものです。)

オーストラリアはPrimary SchoolとHigh Schoolの2つみたいですが(ちがったらごめんなさい)、アメリカはElementary School、Middle School (Intermediate School)、High Schoolの3つになります。 ちょうど日本の小、中、高校という感じでしょうか。

アメリカのスクールイヤーは学校によっても異なるのですが、7、8月から新しい学年が始まり、6月の初めに終了します。

きなこは今現在Middle School2年目の7年生。 今週一杯で7年生が終わり、夏休みがあけた8月初旬から8年生です。 Middle Schoolは6~8年生までなので、その次はHigh School。 

彼女自身のブログでも言っていますが、日が経つのは本当に早いものです・・・・ つい最近、Middle Schoolに入ったと思ったんですけどねぇ。

つい先日までFinalとProjectに追われていましたが、一昨日の午前0時が提出期限だったProjectを最後に、すべてが終了したといっていました。 そうそう、その前に提出したScienceのProjectはクラスの中でHighest Gradeでした(←はい、自慢していますよ~♪)

いつもながら、大変にすばらしい子供(大人?)だと、感心しております。


ところで、日本から海外に移住して子供をその国で生んで育てる場合、その子供のアイデンティティーがどうなるのか、というのはいろんな方々が思われていることかと思います。

確かに、ご両親共日本人の場合、お子さんも自動的に100%日本人になるわけですですが、しかしながら日本ではなく海外に100%ベースをおいて生活している場合にはどうなるんだろう?というのは普通にわいてくる疑問かと思います。 

うーん、難しいですよね・・・・ 血は100%日本人だとしても、育ってきた環境は違うし、感覚的には日本人とはちょっと違う、かもしれない。

そもそもIdentityとはいったいなんぞや?と思いますが、Identityとは:

   The set of behavioral or personal characteristics
   by which an individual is recognizable as a member of a group.
   国・民族・組織などある特定集団への帰属意識

だそうですが、また他には

   一言でいっちゃえば Individuality(個性・個人)

ともあります。

私的にはぴったり2番目のIndividualityがその意味ですけれど、多くの方がふと疑問に思うのは1番目の意味の「帰属意識」のところ、でしょうか。


うちの夫Hunnyの話で恐縮なのですが、彼は5歳のとき、ベトナムからオーストラリアへ移民してきました。 移民してしばらくしてからオーストラリアの国籍を取得しました。 両親は今でも生活が100%ベトナミーズ。 ベトナム語を話し、ベトナムのテレビ番組をみて、ベトナム人の友達と集い、ベトナム料理を食べます。 

子供達は小さいときにはベトナム語の学校に通い、両親にはベトナム語で話すけれど兄弟同士は英語という、日本の家庭でもよく見られる環境でした(そして彼のベトナム語はわからない私がきいてもうまくないだろー、というレベルのものです。)

そんな彼。 自分は「オーストラリア人だ」といいます。 感覚的にベトナム人には
Relateしない、ということなのです。

彼はNationalityはベトナミーズでも、Identityはオーストラリアン、ということになると思います。

しかし、うちの娘、きなこの場合。 彼女は「日本・韓国・中国・ハワイ」の4種類の血が混ざっている典型的なハワイの人なのですが、彼女にきいたところNationalityについてもIdentityについても答えは「Japanese/Korean/Chinese/Hawaiian」なのだそうです。 そしてAmericanじゃない、とのこと。 

ふーん・・・・ ますます、わからなくなってきましたねぇ。

IdentityとNationalityは異なると思います。 Nationalityははっきりとした、また変えることのできない宿命的なもの、だけどIdentityはもっと感覚的な、精神的なもので育てていったり変わっていったりすることのできるもの、かと思っています。

「自分はどの国に属する人なのか」というIdentityに対する答えは、きっと自分のなかにあるいろいろなもののなにを重要視してどこにそれを位置づけるか、ということになるのだと思います。 うちの夫Hunnyのように彼の中のオージー的な感覚の部分に重きをおくのであれば、彼のIdentityは彼の言うとおりオーストラリア人ということになるでしょうし、きなこのようにアジアンやハワイアンにもっと自分がぴったりくると思えば、それが彼女の答えなのでしょう。

もし、子供がいつかそのIdentityについて考えることになるかもしれなくても、私はそれはそれでいいと思います。 簡単な問題ではないかもしれないけれど、でも自分に正直に気持ちに向き合えることは、すばらしいことだと思うからです。

先も言ったようにIdentityとは育てていけたり、変わっていくことができるものだと思うので、子供を育てる段階でご両親がどういう子供のどの部分に重きをおくかをそれを定め、導いていけばよいのだと思います。 うちのHunnyのように、両親は「100%絶対にベトナミ~~~ズ☆」というほうが、逆に子供にとってはわかりやすいかもしれません(冗談でなく。) 両親のはっきりとした導きがあってこそ、彼は彼なりにそこに「違う」という答えをみつけたのだと思います。


ところで、きなこに、Identityっていったいなにかしらん?ときいてみました。

そうしたらこういう答えが返ってきました。
 
   Identity is the person that you are.

やっぱり、Identityとはその「個人」なんだと思います。 

私のIdentityは「私」、そしてあなたのIdentityは「あなた」。

きっとそれだけのことなのだろう、と思います。


私自身、彼女を育てるにあたっては彼女を日本人として育てたことはまったくありません。 ただし、アメリカ人として育てたこともありません(っていうかそのようには育てられないと思いますが 苦笑)

彼女はハワイアンの血を継ぐ「ハワイのロコガール」として育ってくれたらいい、とは願いましたが、ま、そうなってくれたらいいぐらいの気持ちでした。

こんな特に育て方に信念のないような私ですが、でも自分なりにだしたちゃんとした
Identityについての定義はもっていたのですよ。

もしきなこが「私のIdentityはなんだろう」と聞いてきたら、私は迷わず「きなこは、きなこ。 それがあなたのIdentity」と答えると思います。

どこにも属する必要はない。 あなたがあなたという人間としてあなた自身を大切に思って生きていくこと。 あなたが好きだと思うことをはっきり好きといい、あなたがよいと思うことをあなた自身が選択して、あなたの責任とリスクのもとで生きていく。

それがあなたのIdentity。


そしてなにも言わずとも、自分の中にいろいろにまざった血のなかで、彼女はちゃんとそれを受け継いでくれていると思っています。



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COMMENT

はじめまして。
とあるブリスベンのビジネスコースを修了し、ここ2ヶ月ほど就職活動中・無職のため豪在住の日本人の方達のブログにはまっているものです。オジーと結婚し、トータル2.5年こっちに住んでいます。

このアイデンティティに関する貴重な親からの目線の意見 とぉーーっても参考になりました。
以前、日本語教師を目指していた頃、日本に滞在する外国人労働者の子供たちのアイデンティティに関する悲しい話を聞いた事がありました。日本はその当時、単一民族国家的、まだ多国籍文化の初期だったらしく(今は少しずつ変わってきているのではと思います)、日本に連れてこられた外国人労働者(南米系)の子供達がその外見から(外国人というだけで)いじめにあったり、疎外されたりで、中にはアイデンティティに悩んで 自殺にまで至ったというものだったと思います。(ちょっと記憶が曖昧で、誇張してたらすみません)
その後私は、将来の自分の子供のバイリンガル教育に興味があって、バイリンガル教育と個人のアイデンティティ・ナショナリティーが大きく影響しあっている事を知り、自分でも勉強するべきなんですが いろんな方の意見を聞いてみたいと思ってたのです。
確かに くんちゃんのおっしゃるとおりで、ミックスなアイデンティティはありだと思うし、それはそれでユニーク性があって尊重されるべきだと思います。将来子供が持てたら 形式にとらわれない大きな心を持つ子に育って欲しいなと思いました。
ありがとうございました。 また、ブログに遊びに来まーす。
2009/06/16(火) 17:50:20 | URL | SatomiTiger #- [Edit
SatomiTigerさん!
はじめまして! コメントありがとうございました! そしてお返事がおそくなり本当に本当にもうしわけございません!! ブリズベンにお住まいなのですね~。 これからもどうぞよろしくお願いいたしますっ!

Identityについてはいろいろな意見があると思います。 それぞれの人にそれぞれの生活環境・状況があり、一口に「こうです」といえないところがあるように思います。 

私はNationalityとIdentityはSatomiさんがおっしゃるように深く関係していながらも、まったく異なる2つのもの、と思っています。 Nationalityは変えることのできないもの(肌の色だったり血だったり)、Identityは育てられていくものだと思っています。

そしてIdentityの行き着く先。 それはまさに「自分自身」だと思います。 

自分という人間は世の中に一人きり。 それに責任と自信をもって生きていかれる人になりたいといつも思います。
2009/06/19(金) 10:59:59 | URL | くんちゃん #- [Edit

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くんちゃん

Author:くんちゃん
2008年9月15年間住んだハワイからアデレードに引越してきました。 家族は夫Hunnyと娘きなこ(ハワイ在住)、ウサギのクロ(ハワイ在住)、そして犬のさくら、ゆずです。  















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